生のり付き紙の貼り方

貼る際に必要な道具

■開封後は生のりが乾燥し始めますので、できるだけ早目にお貼り下さい。室内温度、風通しなどの条件により異なりますが、
 約1~2時間で壁紙の端の方から乾燥が始まります。長時間放置しておくと、生のりが乾燥して貼ることができなくなります。
■コンセントやスイッチのカバー等の突起物はあらかじめドライバー等で外しておいたほうが作業しやすくなります。(取り外しの際は感電にご注意下さい。)
■下地処理をして下さい。貼る面の下地に適した「下地処理の方法」を参考に、下地処理を行って下さい。 ※製品パッケージにも記載しています

■作業中、作業後はこまめに換気して下さい。
■作業中に壁の周りに付いた生のりは、できるだけ早く水を含ませたタオル又はスポンジで拭き取って下さい。
 そのまま放置しますと生のりが取れなくなったり、黄色く変色します。
■不要になりました保護フィルムは滑りやすく危険ですので、足元に放置しないで下さい。転倒やケガの原因になります。
■作業後は石鹸等を使用してぬるま湯でよく手を洗い、クリームなどでお手入れして下さい。

1枚目の貼る位置を決め、壁紙の端がくる位置におもりをつけた糸をつり下げ、その糸に沿って定規をあて、垂直線を鉛筆で薄めに引きます。

貼る面の高さを測り、必要な長さより5~6cm長く切ります

オレンジ色のジョイントテープが左側にくるようにし、ウラの保護フィルムを50cm程度はがします。(両端のジョイントテープも一緒にはがして下さい)
上端に3cm程度壁紙を余らせる様に仮貼りをし、垂直線上に合わせる様にします

位置が決まりましたら保護フィルムをはがしながらおさえバケを使って中心より外側へ空気を出す様に押さえながら貼っていきます。
※シワが入った場合はその部分まではがし、貼り直しをします。

1枚目が貼り終わったら天井と床のきわを竹ベラで押さえつけて角を出します

カッティングメジャー(又は地ベラ)を使って余分な壁紙を切り取ります

カッティングメジャーの外側で切って下さい

壁紙の端部を切る場合、刃の位置に注意して下さい

1枚目の端に3~4cm重ねて貼ります
2枚目からは重ねる側のジョイントテープをはがさないようにし、1枚目と同様に上下をカットします

次にカッティングメジャー(又は地ベラ)を使用して、カッターナイフで重ねた部分の真ん中を2枚同時に切ります
その際、カッターナイフを下地と垂直にして切ると、上下の紙がぴったと合ってきれいに仕上がります

切り取った余分な壁紙とジョイントテープを取り除きます

1枚目と2枚目の合わせた部分をローラーで押さえ、密着させます

切れが悪くなると壁紙が破れてしまう恐れがあります。折った刃は危険のない様に処理して下さい

カッターの刃をカッティングメジャー、又は地ベラから離さずにをスライドさせながら切ります

図の様にはみだし部分を切り易いように折り込み、押さえバケで軽く叩く様にして押さえつけ、すき間をなくします

ハサミ又はカッターで角部分に切り込みを入れ竹ベラで角を出します

1.大きく×字にカットを入れ、余分な壁紙を荒切りしておき、1~4の順に仕上げます

2.枠の厚みを考慮しながらハサミで切り込みを入れます

3.押さえバケと竹べらを使いしっかりと押さえたあと切り取ります

コンセントはプレートをはずし、金具の位置を指で確認しながら×字に切り込みを入れ、切り抜きます。このときプレートより大きく切り取らないように注意します

1.壁の隅に、壁紙の端がこないように、1枚の壁紙を壁2面にわたるように貼ります。
図の様に、ハサミで梁の隅まで切り込みを入れ、竹べらで角を出してカッターで切ります

2.梁の部分は正面から底部へと貼ります

1.ノブの位置を壁紙の上から確認し、ノブの直径よりも少し大きめに切り込みを入れ、ノブを差し込みます。

2.周囲の余分な壁紙は台座の円周に合わせて小さく切り込みを入れ、しっかりおさえ込んだ後、切り取ります